1.スタディラボ 学童クラブの概要
スタディラボは、「個に応じた学習指導」をコンセプトとし、一般的な学童保育や学習塾、放課後スクールなどとは違う、新しいタイプの学童保育&学習室です。 少人数制のため、1人1人に合ったきめ細やかな指導・対応を行っています。 広いあそび場を併設していますので、学習時間は集中して取り組み、休憩時間はあそび場で息抜きができ、メリハリのある放課後を実現しています。
対象学年 | 小学校1年生~6年生 |
対象学校 | 通っていただける範囲にお住まいの方は、公立・私立を問わず通室いただけます。 |
お迎え対象校 | 上小小学校、桜木小学校、上落合小学校、大宮南小学校
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平日の利用時間 | 14時30分 ~ 19時30分 ※最長22時まで延長可能 |
定員 | 1日あたり28名程度 |
そのほか |
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平日の過ごし方
- 14時30分頃スタッフが学校にお迎えに行きます。(6時間の日は15時30分頃、お迎えに行きます。)
- 15時頃お迎えは徒歩で行っており、今日あったこと、感じたこと、季節による変化、雲の形、土日に遊びに行く場所などなど、たくさんのことを話しながら歩いていると、各校からスタディラボまでのんびり歩いて15分くらいです。自動車などに細心の注意を払い、スタディラボまで帰ってきます。
- 15時30分頃~16時頃少し休憩したら、学習タイム①です。学校の宿題はもちろん、他塾の宿題やプリント教材、通信教育教材など、個別のカリキュラムに沿って学習を進めます。
- 16時~16時20分おやつタイムです。平日は市販のおやつです。季節の果物を準備することもあります(衛生面を考慮し、最近は出していません)。
- 16時20分頃~16時55分学習タイム②です。前半で残ってしまった問題や、前半で行った問題の間違いなおし、引き続き他塾の宿題やプリント教材、通信教育教材などを行います。1日の学習が終わった子は読書をして過ごします。
- 16時55分~自由時間です。室内で過ごしたい子は、友人やスタッフと一緒にウノやトランプ、将棋などをする子、絵を描く子、読書をする子など過ごし方は様々です。また、ほぼ毎日、公園にあそびに行き、鬼ごっこ、ドロ警、ドッチボールなど、スタッフも全力で参加して遊びます。
- お迎え保護者さまがお迎えに来られたら、今日の学習状況やお子さまの様子をご報告いたします。良いことも、気になることもお話ししますので、5分ほどお時間を頂きたく思います。
2.「個に応じた学習指導」がコンセプトの個別学習指導
スタディラボは「個に応じた学習指導」をコンセプトとし、「学び」に力を入れています。
- 得意教科
- 不得意教科
- 集中力が保てる時間
- 好きなこと
- 苦手なこと
- 性格
- 体力
など、一人一人を把握し、その子に最適な学習指導を行っていきます。
入会いただきましたら、まず保護者さま、お子さま、講師の三者で面談を行い、お子さまの意欲・目標、保護者さまのご希望を伺い、それに応じた学習計画を立て、これを基に日々の学習を計画的に進めます。
学習計画(事例)
Aくん(小学校1年生)
1年生なので学校の宿題にも時間がかかります。まずは計算ドリルや漢字ドリル、音読、計算カードなどの宿題を行います。ドリルで間違った問題は解説し、理解したか確認するため再度、解かせます。 余力があれば、ご家庭で契約されている通信教育の教材を進めます。勉強することに少し抵抗があり、あそびも交えて楽しく覚えられるよう工夫しています。
Bさん(小学校2年生)
学校の宿題を行い、間違った問題は解説し再度解かせます。その後、スタディラボが準備するプリント教材(eトレ)を使い、比較的苦手な教科を、単元を絞って簡単な問題から復習しています。最近は苦手分野も力が付いてきましたので、先取り学習(学校でこれから習う単元、3年生で習う単元)を行っています。 余力があれば通信教育の教材を進めます。
Cさん(小学校2年生)
学校の宿題はほぼ間違いなく解くことができるので、短時間で効率的に行う方法を伝え、実践しています。その後は、他塾の宿題を進めます。この他塾の宿題はレベルが高く、間違った場合は講師がヒントを出し、自分で気が付けるようになることを意識して対応しています。
Dさん(小学校3年生)
算数はケアレスミス以外はほぼ満点。ただし漢字を苦手としています。学習の様子を見ていると、漢字1文字を部分ごとに、見て書いて見て書いてを繰り返している状態で、1文字を1文字として認識できていない可能性がありました。漢字を見せ覚えさせ、その漢字を手で隠して書かせることを繰り返し、1文字単位で覚える習慣をつけさせています。
3.学童クラブで大事にしていること
「学校の宿題やったの?」から始まらないことの大切さ
1年生の2学期から宿題が増えます。漢字や計算ドリル、プリント、音読、計算カードなど、保護者さまの丸付け、解説までが宿題となることが多いです。
保護者さまがお迎えに来られ、19時に帰宅し、夕ご飯を食べ、お風呂に入り、その間に学校であったことなどを聞き、歯磨きをさせ、寝かせるまで、ゆっくりする時間はほぼありません。
だからこそ、少しでも「帰宅後の大切な時間は、親子の時間にして欲しい」と考えています。 親子の時間は今のお子さまの成長に絶対に必要で、確実にお子さまの未来へとつながります。
スタディラボでは、宿題の丸付け、解説まで確実に行います。「学校の宿題やってたの?」という問いかけはいりません! 知識として定着させるところまでお任せください。
学校の先生、保護者さま、スタッフでの情報共有
お仕事をされていると、お子さまの学校や学童での様子がわかりにくいこともあります。お迎えや学習中、あそびの時間まで、お子さまとスタッフはたくさんの事を話し、お子さまが考えていることを知り、気持ちの安定・不安定まで感じ取りながら放課後の時間を過ごします。
学校にお迎えに行った時、学校の先生とお話しをし、こども達の学校での様子を伺うこともあります。
保護者さまがお迎えに来られたら、その日の学習内容、つまづき、できるようになったことなどの共有はもちろんですが、先生から伺った学校での様子、スタディラボでの様子、特にいつもと様子が違えばそれを重点的に共有いたします。お迎えに来られた際は、このご報告などで5分ほどお時間をください。
あそびの中にもまなびがある
まなびを意識したおもちゃ、頭を使うおもちゃを準備しています。
スタッフや他の子ども達と一緒に遊ぶことで、論理的思考、想像力、思考力などを身に付け、人間関係も一緒にまなんでいきます。
あそびの中で負けて泣いたり、思ったように仲間が動かなくてイライラしたり、喧嘩をすることもあります。
それもまなびです。
違う考えを持つことに気が付き、受け入れたり、促したり、引っ張っていったり。なるべくこども同士で解決できるようサポートします。
3.長期休暇中の対応について
たくさんの経験・体験から、「自分の好きなこと」を見つけて欲しい
長期休暇、特に長い夏休みは、できる限りたくさんの経験・体験をさせたいと考えています。
新型コロナウィルスの影響で2020年以降はほとんど遠出していませんが、例えば2019年の夏休みは、図書館、桜区環境センター、鉄道博物館、さいたま市青少年宇宙科学館(浦和区)、しながわ水族館などにお出かけしました。
鉄道博物館に行く前日には大宮と鉄道の歴史を学習したり、青少年宇宙科学館に行く前日には星座や星の学習をし、現地での経験・体験がより定着するよう、計画的に学習を行います。
その他にも、化学・物理の実験、日本地理講座、歴史の講座、英語教室、外部講師による出前授業、工作、お絵かき講座、ゲーム大会、考える日など、毎日なにかしら企画し、楽しんでまなべるよう準備します。
算数や国語などの教科学習はもちろんですが、それだけではなく様々なモノ・コトに触れ、楽しく充実した夏休みが過ごせます。
幅広い体験と学習を通し、自分の好きなこと、興味のあることが発見できれば、もしかしたらそれは一生ものの経験になるかもしれません。
何が人生に影響を与えるかわかりません。 たくさんの経験は、お子さまの未来の選択肢を広げるものと考えています。
みんなで手作りおやつ
※衛生面を考え、最近は行っていません。
生きるために「食べる」ことは欠かせません。 でも、いつも何気なく食べているものがどのような材料で、どのように作られているか、意外と知りませんよね。
ホットケーキを焼くにしても、
- 単に焼くだけ
- 型に入れて焼いたらどうなる?
- レンジで加熱したらどうなる?
- たこ焼き器で焼いたらどうなる?
- 何をかけても美味しいの?
など、いろいろなアイディアと可能性を試すことができます。
レンジでチンすると蒸しパンのような食感になって、美味しいと好評でした。こういった新たな発見ができるのも長期休みならではです。
他にも、ゼリーはなぜ固まるのか。お団子は何からできているのか。うどんは手作りできるのか。 普段の「食」に焦点を当て、「食」をまなびます。
教科学習を生活の中で実践
おやつ作りは、材料の購入から行うこともあります。
ホットケーキを焼く時に牛乳が400ml必要だとした場合、スーパーの牛乳棚を前に「200mlを2本買うか、500mlを1本買うか、どっちにする?」と子供達に問いかけます。
- 500mlを買うと余ってしまうのでダメだ
- いや、余ったら飲めばいいんだ
- 500mlが158円、200mlが118円、安い200mlを買うんだ!(←2本買うことを忘れている)
- 158円を500で割って、118円を200で割って・・・?(1mlあたりの値段で比べようとしている。算数としては正しいが、日常生活では非効率)
など、いろいろな意見が出ます。学年もバラバラですが、自分の知識と経験をフルに活用して答えようとします。
商品を選ぶ時は「アレルギー物質は入っていないか(フリガナのない文章を読む)」 、会計時は「税込み732円で、1,000円を出すとおつりはいくらか」など、算数や国語で習った内容を生活の中で活用する方法を提示し、実践させ、定着させていきます。
そのほか
- 長期休暇(夏休み、冬休み、春休み)中は、7時30分~19時30分の時間帯でお預かりいたします。
- 長期休暇中の学習時間は、9時30分~12時です。午後は、いろいろ学習として、お出かけや実験、工作、おやつ作りなどを行います。
- 長期休暇中は、15時頃から自由時間です。ほぼ毎日、公園に遊びに行きます。(夏休みは、気温が32度以上の場合は室内で過ごします。)
- ご自宅へのお迎えは行いませんので、お子さまご自身もしくは保護者さまと来室をお願いいたします。
- 午後のいろいろ学習にかかわる費用(材料費は100円~200円が目安。プラネタリウムなどは実費)は別途頂戴いたします。
- 遠出する場合は、公共交通機関を利用することがあります。その際はお子さま用Suicaのご準備をお願いいたします。
4.平日の振替について
- 通室日が祝日と重なった場合、体調不良等の場合、天候・災害などで通室が困難な場合などは、別日に振り返ることができます。申請フォームから申請いただきます。なお、振替の期限は、前1カ月~後2カ月後の末日とします。(例:2021年5月15日をお休みするのであれば、2021年4月15日~7月31日が振替できる期間です。)
- 本人の気分などでお休みされる場合は振替できません。
- 振替対象となる祝日を設定しています。基本的に祝日と重なった日は振替を行いますが、ゴールデンウィーク、お盆期間、年末年始は対象外となります。
5.災害時の対応について
- 下校後に災害等が発生し被災した場合、保護者さまがお帰りになられるまでお預かりを継続します。
- ご親戚など、普段お迎えに来られる方と別の方が来られる場合、お子さまに確認し、場合によっては身分証明書の提示をお願いすることがあります。
- 保護者さまご自身の状況を、もし可能であればお知らせください。
- スタディラボ内でのお預かりが継続できる場合は継続します。
ただし、スタディラボにはキッチン設備、寝具等がありません。
状況により近隣のさいたま市指定避難所(上小小、桜木小、桜木中、上落合小、県立いずみ高等学校)などへ移動する可能性があります。移動する場合、スタディラボに掲示できるようであれば掲示します。
6.学級閉鎖時の対応について
- インフルエンザ等で学級閉鎖などが発生した場合、本人が罹患していないことを条件にお預かりいたします。
- 学級閉鎖時はマスク着用とさせていただきます。
- 状況により体温を測るなどし、お預りの可否を判断させていただく場合があります。
- 新型コロナウィルスによる閉鎖の場合は、本人の罹患有無に関わらず、お預かり不可とします。
7.会費等
入会金 | 20,000円 |
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月会費 | 週2回:23,000円、週3回:33,000円、週4回:42,000円、週5回:48,000円 |
諸経費 | 週2回:2,000円、週3~5回:3,000円 ※おやつ代、設備費、雑費として頂戴しております。 |
※キャンペーンなどを行うことがあり、詳細は説明会等にてご案内いたします。
※夜間延長などの料金、長期休みの延長料金、お弁当などは、説明会でお伝えいたします。
8.そのほか
- 発熱、体調不良時などはご利用をお控え下さい。(病児保育は行っておりません。)
- 長期休暇中、午前下校の日、夜間のお預かり時などは、お弁当を手配いたします。
- 大変申し訳ありませんが、土曜日の学童保育は行っておりません。
- 17時以降、英語クラブも並行して行っています。詳細は「Lepton(レプトン)」を使った英語クラブ(英語教室)についてのページをご参照ください。
保護者さまお問い合わせ専用048-708-8451受付 平日9時~15時30分、18時15分~19時
※打ち合わせなどで出られない場合もあります